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エコバックス、芝刈りロボットと床掃除ロボットを発表

家庭用メンテナンスロボットの有名メーカーであるエコバックスは、芝刈りロボットと業務用床掃除ロボットのラインナップを拡充しています。両製品は来年中国で発売される予定ですが、北米での価格と発売日はまだ確定していません。
Goat G1ロボット芝刈り機は、個人用と業務用の両方を想定して設計されているため、2機種の中ではより興味深いと言えるでしょう。Ecovacs初のロボット芝刈り機となりますが、既存の技術を基盤にロボット掃除機と同様の芝刈り機能を提供します。付属のスマートフォンアプリで庭のマッピングを行うと、Goat G1は360度カメラと毎秒25フレームのスキャン機能により、動く障害物を回避することで、センチメートル単位の精度で芝刈りを行います。
Ecovacsによると、最初に敷地を計画するのに約20分かかるとのことです。Goat G1は1日あたり最大6,500平方フィート(約630平方メートル)の芝刈りが可能で、IPX6規格に準拠しているため過酷な天候にも対応します。また、超広帯域無線、GPS、慣性航法など、様々な測位ネットワークを使用して位置を追跡し、2023年3月までに発売予定です。中国とヨーロッパでは既に販売が開始されています。興味があれば、2022年版おすすめロボット芝刈り機のまとめ記事もぜひご覧ください。
Goat G1とは異なり、Deebot Proはショッピングモール、専門オフィス、コンベンションセンターなどの商業施設向けに設計されています。個人向けに設計された従来のロボットモップや掃除機と比べると扱いにくいですが、Homogeneous Intelligent Variable Execution(HIVE)と呼ばれる「汎用知能」システムを搭載しており、ロボットチーム間でデータを共有できます。つまり、複数のDeebot Proロボットを建物の清掃に送り出すと、清掃済みの場所と残りの清掃箇所に関する最新情報が提供されます。このシリーズには、大型のM1と小型のK1の2種類のロボットがあります。
Deebot Proは2023年第1四半期に中国で発売される予定です。現在、北米ではどの製品も販売されていませんが、Ecovacsのカタログに掲載されている製品の多くはすでに米国で販売されているため、今後販売される可能性があります。
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投稿日時: 2022年11月3日